「人」という字は、人と人が支え合ってできているんです。
なんて話にもある通り、人は他の人と関わりながら生活します。これは国も同じです。
現代では、多くの国が当たり前のように外国と貿易を行なっています。
それだけではなく、人が自由に自国と他国を行き来できるので、大変便利ですね!
(今はコロナで人の移動はめちゃめちゃ制限されていますが。)
こんな風に国と国とが結びつくことをグローバル化と呼びます。
大変喜ばしいことです♫
・・・ちょっと待ったあ!!!
僕は先の文章で2つ嘘をついています!
さあ、何かおかしな話がありませんでしたか。
一つは「人」という漢字の成り立ちです。
ヒトとヒトが支え合うと言うことは、右側のヒト(2画目)は左側(1画目)を一方的に支えているということになってしまいますね笑。
そんなはずもなく、一人の人間が立っている様を表したのが「人」という漢字です。
漢字の起源を捻じ曲げてまで綺麗なお話を作る必要なんてないんです。
二つ目は「グローバル化が喜ばしいことだ」と断言したこと。
こちらが今回の本題です!
さて皆さん。グローバル化のデメリットを挙げてみてください!
先ほどは、国境を超えて人・モノ・お金・情報が行き来できるので良いことだと述べました。
これって逆に何か悪いことが起きたりしませんか??
皆さんは知らないのではありません。気づいていないだけです。まさに最近、グローバル化によって困ったことが起きたはず!
そう、コロナです。
グローバル化によって、感染症の広がるスピードも格段に早くなりました。現に中国から発生したコロナウイルスは、あっという間に世界へ広がりましたね。
国の門戸を開いておくことは、一定のリスクを伴うのです。
他にもたくさんあります。
・他国の危険な考えを持った人が自国に入ってくるリスク
・他国の商品も輸入されるので、自分の商品を売るために競争が激しくなる
・他国の政治争いに巻き込まれるリスク
などなど。実は大変なこともたくさんあります!
僕は決して、「グローバル化やめろ!」なんて思っていません。オープンな体制で他国と経済活動を行うことは必須だと思います。
しかし、それと同時に門戸を開くレベルというのを調整しないといけません。
例えば「移民をどれだけ受け入れるか」なんて、日本ではよく議論されています。
迂闊に他国から人・モノ・お金・情報を受け入れていたら、それはそれで大混乱になるのです。ちなみにドイツは移民を受け入れすぎて、大混乱になりました。
グローバル化は便利です。だからこそ、その便利さにだけ注目せず、扱いを間違えたらどんなデメリットが起こるのか注意して考えてみましょう。
今日本がどのような政策を取っているのかなどを調べてみると面白いかもしれません!
それでは。