補習塾ぬまーの寺小屋

脱カンペキ主義!必要なところを抑えた7割勉強でOK

「人の命と経済、どっちが大切なんだ」という批判

コロナ感染ニュースで持ちきりの今日この頃。

日本もどんどん感染者が増えてきています。そこで皆さん、この状況で緊急事態宣言が出ないの、不思議に思いませんか?

 

日本で緊急事態宣言が発令されたのは、今年の4月7日。当時東京では1日あたり、100人前後の新規感染者が出ていましたね。

 

対して8月19日現在。

東京で1日あたり200人以上の新規感染者が確認されていますが、緊急事態宣言は出ません。

 

なんで発令しないの!?早く発令しろよ!

 

そんな批判をする人も一部でいます。

では、なぜ宣言が発令されないのか。

 

あなたが総理だったら、今緊急事態宣言を発令しますか?また、発令する(しない)理由はなんですか?

実際に考えてみましょう!

 

 

 

 

・・・よろしいでしょうか。

 

もし発令するという考えなら、理由は簡単でしょう。「国民の命をコロナから守るため」ではないでしょうか。お店の自粛を強く要請し、国民の外出を抑え、企業にも社員の出勤を止める要請をする。これでコロナが収まるまで、しばらく耐えようという作戦。

 

一方、発令しないという考えもあります。この理由はなんでしょうか。

一言で言うなら、「経済活動を守るため」です。お店も国民の消費活動も、密集を抑える程度の対策をし、基本的には今まで通り活動させる作戦。

 

上記2パターンを並べると、どうも「人の命」と「経済活動」のどちらを優先するかの選択になっているように思えます。

そうなると、当然人の命を優先するでしょう。結果、まるで経済活動を優先することが悪であるかのような批判が起きてしまうのです。

・・・しかし、これは大いなる誤解です!

 

コロナが人を殺す可能性がある。これは紛れもない事実です。しかし!経済活動の停滞も間違いなく人を殺します

 

あまりにも国民に自粛要請を徹底し、消費活動を抑えるとどうなるか。

 

国民が買い物をしなくなる→その商品・サービスを扱う企業の売り上げが下がる→社員をクビにして、人件費を浮かせながら赤字に耐える

 

ここまでは容易に起こりうる流れでしょう。そして、問題はクビになった社員です。なんとか別の働き口を見つけて頑張れたらまだ良いでしょう。

しかし、人生に絶望し、自ら命を絶つ例も少なからずあるのです。

 

日本の自殺件数は令和元年だとおよそ2万人います。

警察庁データより)

 

一方、コロナの死者数は以下の通り。

f:id:nummerorange:20200816141547p:plain

(ウィキペディアより)

 

圧倒的に自殺で亡くなる人が多い

もちろん、自殺する理由は経済とは限らないので、なんとも言えません。ただし、経済的に豊かな人が多ければ、自殺したくなるような環境からも死なずに逃げられると思うんです。

 

あくまで経済は間接的な理由でしかありません。しかし、僕たちの生活は全てお金の循環、経済活動で成り立っています。この現代社会で経済を止めることの危うさを、皆さんにも知っておいてもらいたいのです!

 

ちなみに、僕が総理だったら今のところ緊急事態宣言は出しません。そもそも「コロナが収まるまで」という曖昧な目標期限で様子見をしながら発令なんて、無責任です。コロナ感染者の増加を緩やかにするために、感染予防対策を強化しつつ、生産活動の基盤を守ります。

 

はっきり言って、現段階でのコロナウイルスの致死率は低いです。インフルエンザの方がよっぽど致死率も高く、危険と言えるでしょう。となると、いずれにしろワクチンが普及するので、それまでは経済活動を邪魔しない範囲での予防で十分だと考えます。

 

そして何より、感染症は長引くにつれ、だんだんと脅威が小さくなる傾向があります。それが「SIRモデル」です。

 

簡単に言うと、一度感染して免疫を持つ人が増えていき、新たな感染者がだんだん減っていくという考え方です。

www.nikkei.com

 

まさにコロナとの共生というスタンス。これを世間では「ウィズコロナ(コロナとともに)」なんて言います。

 

 

緊急事態宣言を出すにしても出さないにしても、一長一短です。

ただし、安直に緊急事態宣言を発令することは、一見人の命を大事にしているように見えて、後々人を殺すことになりうるということも意識しながら、ニュースを考えてみてください。

  

それでは!

 

 

良かったと思ったらクリックしてね!

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村