日本でIR法案の話が進み、リゾート施設にカジノが設置できるようになりそうですね。
カジノは、参加者がお金を賭けてルーレットやトランプなどのゲームを行う場所です。
ライアーゲームをイメージすると分かりやすいと思います。
このカジノ、どういう人が得するのでしょうか。
ギャンブルの上手い人?いいえ、違います。もちろんギャンブルで勝てば得しますが、それでは確実ではありません。ちょっと考えてみましょう。
結論
カジノで儲かるのは運営している人。つまりゲームオーナーです。
カジノのシステムは、客が運営側にお金を支払いゲームに参加します。運営側はゲームを開催し、買った側にはお金を支払い、負けた側にはお金を払いません。
一見、負けた人のお金が全部勝った人に流れているように見えますが、実際はそんなことありません。運営者は、勝った人がどれほどお金をもらえるかも、あらかじめ決めておくことができます。
つまり、参加者が勝とうが負けようが、参加費だけでどんどん儲けていくことができるのです。逆に言えば、参加者になると損をしやすいのがギャンブルです。
何が言いたいかと言うと、仕組みを作ってそれを人に使わせることで、お金を稼げるということです。世の中のサービスのほとんどがそうなっています。
例えばマクドナルド。ハンバーガーを作れない人でも雇い、マニュアル通りに流れ作業をしてもらうだけで簡単にハンバーガーを作れる、そんなシステムを開発した創業者こそが、一番儲かっています。
今使っている何気ないサービス、いろいろ目を向けてみましょう!
それでは。