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中国vsチェコ! 東欧諸国と現代版シルクロード「一帯一路」の落とし穴

コロナが世界的に猛威を振るい、各国の不満は発生源の中国に向いています。

そんな中、チェコが中国と火花を散らすようなニュースがありました。

 

www.youtube.com

 

チェコと言ったら東ヨーロッパの国ですね。

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正直、ヨーロッパの中では存在感は薄い方ではないでしょうか。ニュースでみるのはイギリスやドイツ、イタリアとかが多いかな。

 

そんなチェコと中国の関係。簡単にではありますがまとめてみました!それでは行ってみよう。

 

目次

 

中国の政治事情 

・コロナの世界的流行で、その発生源とされる中国への風当たりが悪い。

・香港問題でも世界からの批判を受けている。 

・中国はその状況を打開するために、他国と仲良くして味方作り。

現状はこんな感じです。

 

さて、皆さんが中国のトップだったらどこの国と仲良くしますか?

もちろん全部と仲良くしたいところですが、自分と友好的な国を優先して近づきますよね!

 

わたくしぬま近平でしたら、中国に文句を言ってくる国は避けますね。例えばアメリカやイギリス。日本も尖閣諸島で相変わらず揉めており、東南アジア諸国とも領海でケンカするし・・・

 

となると、中国に文句を言って来ない(あるいは言い辛い)国を選べば良い。

 

国に対して文句を言えない=何か借りがある

これが鉄則です。借りと言うのは基本的に経済です。貿易で非常に重要な位置を中国が占めている、または大きな援助を中国から得ている国を考えます。はっきり言って、お金に困っている国が多いです。

 

中国に経済的に依存している国をあげればキリがないのですが、特に最近出てくるのは一帯一路構想で関わる東ヨーロッパ諸国でしょう。

 

一帯一路とは

これは中国を中心とする経済圏構想です。要するに、仲良く貿易するグループを作ろうって話です。現代版シルクロードですね。

  

・・・で、シルクロードってなんぞや?

と言う方のために、さらに歴史を遡ります。 紀元前2世紀頃からはじまり、8世紀頃まで利用された、中央アジア・西アジア・ヨーロッパまでを結ぶ交易路のことです。

 

一帯一路は、このシルクロード(経済圏)を現代でも作ろう!という構想です。その足がかりとして、中国は東欧諸国と経済協力を持ちかけました。

 

なぜ東欧諸国なのかというと、仲間になりやすい(?)理由があるからです。さあ、歴史を思い出してみましょう。なぜ西欧ではなく東欧なのか・・・

  

そう、旧共産主義国です。

第二次世界大戦後、アメリカを筆頭とする資本主義陣営とソ連・中国を筆頭とする社会主義陣営で長らく対立が続きました。

 

当時は東欧諸国のほとんどが社会主義陣営に参加。現在にまでその影響を受けて、経済的に貧しい傾向にあります。

 

そこで経済大国中国の登場です。

「インフラ整備などでお金投資したるで」と言って東欧に話をもちかけ、2012年に「中国+中東欧諸国16カ国」という枠組みが発足しました。

(2019年にギリシャも加入し「中国+中東欧諸国17カ国」)

 

投資の落とし穴

東欧も中国もwin-winな関係!

・・・と思いきや、実はこの投資には不備がありました。チェコに関しては、予定して巨大投資を中国が中止しています(2018年)。これにはチェコも怒りますね。

 

他にも中国の投資には穴があります。

 

中国は現金をタダでくれるわけではありません。融資(融資だと返済義務がある)です。これが意外と返せないんですよ!

 

返せないとどうなるか。

中国「おい、何か代わりによこせ」

となるわけです。

 

例えばスリランカの場合。中国の投資で建てたハンバントタ港は、中国に貸出してます。期間は2017年から99年間!

皮肉にも、イギリスが中国から香港を支配した年月と同じです。

 

www.numa-terakoya.com

 

このように

一帯一路に関わる国のインフラのいくつかは、中国が事実上所有権を得ています

軍事利用するんじゃないかとアメリカが警戒するのもわかります笑。

 

チェコの台湾訪問

チェコへの投資も中断し、なんだかモヤモヤなチェコ。

そこで中国からチェコ上院議長宛の、とある手紙で決定的に対立しました。

 

「台湾訪問すんのやめろ。訪問したら、貿易どうなるか・・わかってるやろな?」

という手紙です。簡単にお話しすると、中国は台湾を国と認めていません。中国の一部だと捉えています。他国から台湾を国として扱われると困るのです。

 

そこで、貿易の待遇を悪化させると脅すわけです(これがいわゆる圧力)。金持ちだからこそできる技!笑

 

この内政干渉疑惑が発覚したため、チェコ国内で対中感情が悪化しました。そしてそのまま台湾訪問へ・・・

 

 

以上が中国とチェコが睨み合っている経緯です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

日本のニュースでは目立たないチェコが急に出てきたので気になった次第です。

 

現代版シルクロード。響きは健全な貿易構想に思えますが、それは歴史上のシルクロードとは話が違います。

 

一帯一路とは、ハッキリ言って中国主導の経済支配が絡んでいます。現代における経済力の強さは、政治的強さ・軍事的強さも引き上げます

 

笑顔で国と国の政治家が握手しているニュースがあれば、まず疑ってみましょう。

・対等な関係なのか

・どちらがどういう得をするのか

・周囲の国はどう思うのか

などなど。裏には怪しい思惑が満載です!

 

それでは!

 

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